【男性の更年期障害】

男性と女性には、身体の構造の違いなどの性差があります。
そのため、男性にしか起こらない病気と女性にしか起こらない病気があります。
しかし、更年期障害は女性にしか起こらない病気ではなく、男性にも起こりうる病気なのです。
ここでは、男性の更年期障害について紹介していきます。

男性における更年期障害

更年期障害は、女性特有の病気であると考えられてきましたが男性にも発症することがあります。女性に比べれば、男性の発症率は低いものですが絶対起こらないとは言い切れない確率で起こります。男性の更年期障害とはどのようなものなのでしょうか?

男性の更年期障害の原因

男性における更年期障害の原因は、女性と同じく男性ホルモンの分泌量の低下によるものです。男性ホルモンの分泌は、女性の卵巣に対応する男性の睾丸で行われています。男性ホルモンは睾丸だけでなく副腎からも多く分泌されているため、男性ホルモンの分泌量の低下は女性よりも緩やかに進む性質があり、女性のように目立つ形で更年期障害が起こりにくくなっているのです。

男性の更年期障害の特徴

男性の更年期障害は、かなり稀な発症例になりやすいのが最大の特徴であるといえます。更年期障害そのものも個人差が大きい為、まったく症状を自覚することが出来ない人もいれば、身体の不調が続いていることを自覚する人もいるというようにばらつきがあるのです。男性の更年期は、女性と同じく40歳から55歳間での間の期間とされていますが、これにも個人差があり女性の更年期よりも短くなることもあります。

肉体的な影響

男性の更年期障害で現れる肉体的な症状の中で最も特徴的といえるのが、ED(勃起不全)です。更年期障害は性機能の低下がきっかけとなってホルモン分泌量が低下して発症する疾患であるため、女性の生理不順や男性のEDは避けられないものであるといえます。また、男性の更年期障害は女性に比べて症状が出にくい上に症状をあまり周囲に訴えない男性特有の性格もあって、周囲に気付かれにくいことがほとんどといえます。

精神的な影響

男性の更年期障害は、日常生活でストレスを溜め込んでいる人に発症しやすいというデータがあります。そのためか、40~50代になると更年期障害の症状の一つであるうつに悩まされる男性は少なくありません。男性の更年期は、会社で社会的な責任を負わされることが多くなる時期でもあるため、更年期障害が肉体面よりも精神面への影響が強く出やすくなっているといえます。

男性の更年期障害の注意点

男性の更年期障害の最大の問題点は、「症状を自覚できても、更年期障害と結び付けにくい」ということであると断言できます。更年期障害は女性にしか起きない病気であると思われがちなため、男性である自分とは無縁であり症状は老化現象として起こっているものと誤解してしまうのです。つまり身体の衰えとして症状が出たとしても、一度病院で検査を受けておく必要があります。

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