【主な更年期の症状】

更年期障害は、軽重を問わず様々な症状が同時に現れる性質を持った疾患です。
しかも、発生した症状によって病気が誘発されることも少なくないのです。
ではどのような症状が、更年期障害によって発生しているのでしょうか。
更年期障害で発生する主な症状について解説していきます。

更年期に起こる症状の数々

更年期に差し掛かると発生する更年期障害は、老化の一種と考えると簡単には避けることの出来ない、いわば宿命であるといえます。更年期障害ではどのような症状が多発しているのでしょうか?

更年期症状の特徴

更年期障害で起こる症状は、ホルモンバランスの乱れを原因としています。そのため、肉体的にも精神的にも多くの症状が出てしまいます。更年期障害の症状は、すぐに病気の発症に繋がるというような性質があるわけではないのですが、積み重なることで身体への負担が高まり病気を誘発する遠因となります。このような「塵も積もれば山となる」性質こそが更年期の症状の特徴であるといえます。

主な症状

更年期障害の症状として発生する身体の不調の多くは自覚できるものです。そのため、精神的な不調も相まって治らないのではないかという不安を抱きやすくなってしまうのです。更年期障害で起こる様々な症状を系統別に分類して紹介します。

運動器官系

運動器官に起こる症状としては筋肉痛や腰痛、関節痛などが挙げられます。ホルモンの中には細胞の新生に関わる働きを持ったものが含まれていて、更年期障害で分泌が鈍くなるために筋肉痛が起こりやすくなります。腰痛や関節痛は自律神経系の影響もあって、強く感じられることがあります。

皮膚系

皮膚系への症状は、加齢による衰えもあって強く現れます。特に肌の乾燥やくすみ、皺やしみなどが症状として見られます。皮膚の衰えは肌荒れや湿疹の原因にもなる為、生活に支障をきたす恐れがあるといえます。

消化器系

消化器系の症状では、食欲不振や腹痛・下痢が起こりやすくなります。歳を取れば自然に消化機能が衰えて食が細くなるものですが、更年期はまだ食欲も消化機能も充分にある時期なので食べたいものが食べられなくなることによるストレスの増加も起こるのが難点といえます。

自律神経系

代謝機能に関係する自律神経系の症状では動悸や息切れ、身体のほてりや冷や汗などが起こります。自律神経は、意識してコントロールすることが出来ない機能を司っているため対処が難しい症状がおきやすいといえます。

知覚系

感覚機能に関係する知覚系に起こる症状には、感覚が鋭敏になったり鈍くなったりする知覚過敏と知覚鈍磨、視力低下や手足のしびれ、皮膚の下を蟻が這いずり回っているように感じる蟻走感などがあります。

精神神経系

精神面を司る精神神経系に現れる症状では頭痛やめまいに耳鳴り、不安感や憂鬱感に不眠症などがあります。精神神経系の症状は、医者を含む他者が認識しにくいものが多いのが特徴で専門医でも見逃してしまうケースも少なくないといえます。

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