【更年期とは】

全ての人間は、歳を取れば身体が衰えてくるものです。
更年期もそういった老化現象の一つといえます。
では、更年期とは何歳からのことを指していて、更年期障害はどのような理由によって発生するのでしょうか。
ここでは、更年期障害を知るための基礎知識を紹介していきます。

更年期の基礎知識を知る

多くの人は、「更年期」という言葉に更年期障害の意味を付加して使用しているようです。しかし、更年期は誰にでも訪れるものですが、更年期障害は発祥する人と発症しない人に分かれます。更年期とはどのようなものなのでしょうか?

更年期の定義

更年期とは、医学的には「女性が閉経する前後5年の期間」と定義されています。女性特有の生理現象である月経は、子供を産む為に重要な役割を果たすと同時にホルモンの分泌にも深く関わっています。このホルモンの分泌量は閉経が近づくと減少していく傾向にある為、閉経によって更年期は左右されているのです。

更年期は何歳から?

更年期と認定される年齢は、個人差が大きい月経周期によって左右されます。一般的には40歳から55歳までの間が更年期とされていますが、閉経になる年齢は人それぞれに違うので40歳で更年期に入る人も居れば、50歳で更年期に入る人も居るというように千差万別です。また、「閉経から前後5年」なので閉経しても更年期が続くことがあります。

更年期障害の有無

更年期は、月経のある全ての女性が必ず通過する期間であるといえますが、更年期に起こる更年期障害は全ての女性が発症するわけではありません。統計上では、女性の総人口の約3割が治療を必要とする程度の更年期障害を発症するというデータがあります。逆に言えば、女性の約7割は軽度の更年期障害を発症または更年期障害を発症しないということになります。

更年期の悩み

更年期に入る時期というものは、更年期障害だけが原因ではない辛苦を背負う時期でもあるといえます。晩婚化と高齢出産の傾向が強まっている現代でも、40代から50代という時期は大きくなった子供の高等教育でお金が掛かる時期と被ることが多いからです。また、昨今の不景気に伴う早期退職など様々な悩みの種が一度に襲い掛かってくるというのも更年期の悩みを助長しているといえます。

更年期と老化

更年期に入る時期は、肉体的な老化現象が顕著に現れだす時期でもあります。多くの場合、40代後半から50代に掛けて肉体の老化が起こるようになります。筋力の低下や骨の弱化、物覚えの悪さなどの目に見える衰えや病気への抵抗力の低下などの目に見えない衰えが代表的な老化といえます。これらの老化現象が更年期障害と同時に起こることによって、身体に掛かる負担は大きなものになってしまう場合が少なくないのが更年期の特徴ともいえます。逆に、更年期障害を老化現象と見做してしまうことで適切な処置を行えなくなるというケースも存在するため、更年期障害と老化現象は非常に難しい生理現象となっているのです。

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